リサイズは袖幅・肩幅・身幅を詰めたいとのご依頼です。
詰め寸法は、
肩幅(片側)：－1㎝
身幅：脇下(平置き片側) －1㎝(周囲で－4cm)、裾幅 ±0㎝
袖幅：二の腕辺り－1.5㎝、袖先±0㎝、袖付け根幅は身幅詰めに連動して取り合わせ
です。
今回のジャケットですが、以前に他店様でサイズ直しを施されています。
(以前の縫製跡)
今回のサイズ直しで出来るだけ以前の縫製跡を隠すようにします。
(青の矢印部分の縫製跡は隠せますが、赤矢印の縫製跡は隠せません)
A-2のエポレットは両端を縫い付けてあるので、そのまま肩幅と一緒に詰めると肩側のエポレット縫製がズレておかしくなるので、エポレットは一旦取り外して首側から長さを詰めます。
こちらも以前のサイズ直しの跡(エポレット肩側)があります。
エポレットの以前のサイズ直しの跡は隠すことは出来ないので、表に見える針穴を拾いって縫製し違和感を少なくします。
(エポレット肩側は現状と同じ縫製ラインです)
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※一般的な革ジャンよりも硬さ・厚みのある革ジャンのリサイズは、どうしても通常の革ジャンより手間がかかり、通常の料金より2割ほど割り増しになってしまう場合が多いです。
料金やその他ご不明点ありましたらお気軽にご相談ください。
サイズ直しのご依頼・ご相談は、簡単なイラストでよいのでサイズダウン希望の箇所・現状寸法・ご希望の詰め寸法を記入して頂き、そのイラスト図を写真に撮ってメールフォームから送って頂いています。
※イラスト図の無い(もしくは詰め寸法の指定が無い)お問合せや、ＬサイズをＭサイズにしてほしい等のお問合せではお見積り・施工の可否は出せません。
・イラスト例
そのイラストを元にサイズダウン箇所の確認・サイズダウン値として可能かどうかを確認いたします。
サイズ直し寸法を決める際、参考になるレザージャケットがあるならそのジャケットサイズを参考にするとサイズ直し寸法を決めやすいです。
(ライダースならライダースというように同ジャンルのジャケットとのサイズ比較が分かりやすいです)
肩幅を詰める場合なのですが、肩幅を縮めると連動して袖の取り付け位置が上がりますので肩幅を縮めた分、袖先位置も上に上がります。
それと肩幅を縮めるとアームホールは広がることになりますので、袖元の周囲より広がってしまいます。
それを取り合わす為、脇下から身幅を縮める必要があります。
肩幅を詰めたい場合は袖先が上に上がるということと、身幅を詰める必要があるということをご了承ください。
革ジャンは一般衣類のシャツやTシャツと違い、あまりにジャストサイズにしてしまうと動きにくくなってしまい縫製や革にも負担が掛かるものになってしまいます。
多少余裕の有るサイズダウンにするのがお勧めです。
ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
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袖を身頃から取り外し。
エポレットを取り外し。
エポレット首側から必要量をカット。
長さを調整したエポレットを仮止めし、表に見える針穴を拾いながら縫製。
袖幅・肩幅・身幅の必要量を外装(革)、裏地ともにカット。
各パーツを調整した後、縫製します。
袖巾
(左：外装(皮革)、右：裏地)
身巾
元の縫製ラインを縫う箇所は、表に見える元の針穴を拾いながらミシン縫製。
組み上がった袖とアームホールを縫製。
(上：外装(皮革)、下：裏地)
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サイズ直し完了
周囲にあるパーツがカットした分量です。
サイズ直し比較
左：施工前、右：リサイズ完了
エポレット
左：施工前、右：リサイズ完了
今回のリサイズ、
・袖巾・肩巾・身巾サイズ詰め
(エポレット長さ詰め含む) 税別 28,000円(税込 30,800円)
です。
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