クラフトレザージャケット裏地交換・サイズ直し：傷んだ裏地の全交換と長い袖丈のサイズダウンです

投稿日：2025/04/01

徳島県より配送(宅配便)で裏地交換とリサイズを依頼していただいたクラフトレザージャケット。

裏地が傷んでいるので裏地を全交換したいとのご依頼です。

裏地材は、当方で用意出来る滑りの良い素材で現状と近い色の裏地材であれば大丈夫ですとの事ですので、今回は黒の裏地材で交換します。

裏地材ですが、全く同じ生地をこちらで用意するということは出来ません。
近い色目・生地感の生地でよければ用意することは可能です。

ただ色や生地感の確認が、遠方の方ですとメールや電話でのご確認となり実際との色ずれなどがあります。

気に入った生地などがあればジャケットと一緒に送っていただければ、その生地での裏地交換が可能です。
多少の色ずれなどは大丈夫なのであれば、こちらでご用意する生地での交換も当然可能です。

お気軽にご相談ください。

※裏地材ですが、滑りの悪い生地ですとどうしても傷みが早くなります。サテン地(ポリエステル)などの滑りの良い生地の方が長持ちしますので、滑りの良い生地を選ばれるのをお勧めします。

それと同時に袖丈のサイズダウンもご依頼していただいています。

今回の袖丈詰め寸法は、
袖丈：肩口から -2㎝
です。

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※一般的な革ジャンよりも硬さ・厚みのある革ジャンのリサイズは、どうしても通常の革ジャンより手間がかかり、通常の料金より2割ほど割り増しになってしまう場合が多いです。
料金やその他ご不明点ありましたらお気軽にご相談ください。

サイズ直しのご依頼・ご相談は、簡単なイラストでよいのでサイズダウン希望の箇所・現状寸法・ご希望の詰め寸法を記入して頂き、そのイラスト図を写真に撮ってメールフォームから送って頂いています。
※イラスト図の無い(もしくは詰め寸法の指定が無い)お問合せや、ＬサイズをＭサイズにしてほしい等のお問合せではお見積り・施工の可否は出せません。

・イラスト例

そのイラストを元にサイズダウン箇所の確認・サイズダウン値として可能かどうかを確認いたします。

サイズ直し寸法を決める際、参考になるレザージャケットがあるならそのジャケットサイズを参考にするとサイズ直し寸法を決めやすいです。
(ライダースならライダースというように同ジャンルのジャケットとのサイズ比較が分かりやすいです)

肩幅を詰める場合なのですが、肩幅を縮めると連動して袖の取り付け位置が上がりますので肩幅を縮めた分、袖先位置も上に上がります。
それと肩幅を縮めるとアームホールは広がることになりますので、袖元の周囲より広がってしまいます。
それを取り合わす為、脇下から身幅を縮める必要があります。
肩幅を詰めたい場合は袖先が上に上がるということと、身幅を詰める必要があるということをご了承ください。

革ジャンは一般衣類のシャツやTシャツと違い、あまりにジャストサイズにしてしまうと動きにくくなってしまい縫製や革にも負担が掛かるものになってしまいます。
多少余裕の有るサイズダウンにするのがお勧めです。

ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

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傷んだ裏地を取り外します。