ファスナー差し込み蝶棒が破損しています。
ファスナー蝶棒の補修は出来ないので、ファスナー交換となります。
今回のファスナー交換は、お客様のご希望で現状のTALONファスナーから同形状のWALDES Vintage Zipperへ変更です。
使用するWALDES Vintage Zipper。
現状のファスナーのスライダーとエンドボックス・ハトメ留めの形状を合わせた形です。
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フロント部を解体して既存ファスナーを取り外し。
取り外したファスナーと、長さを調整したWALDES Vintage Zipper。
新しいWALDES Vintage Zipperを仮止めして仮止め縫製し、仮止め縫製後、表から見える元の針穴を拾いながら縫製します。
ファスナーエンド部のハトメをカシメます。
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ファスナー交換完了。
下にあるファスナーが取り外したファスナーです。
WALDES Vintage Zipper交換後の現状(左)と、取り外したファスナーとWALDES Vintage Zipperとの比較(右)。
裏地側身返し部分への縫製もほぼ元の針穴を拾っています。
(裏地側のファスナートップやエンド部など革の重なりやファスナーテープの重なりが大きい部分は針穴を拾えない箇所があります。皮革自体が柔らかいジャケットの場合は裏地側の針穴は拾うことは出来ません)
今回のリペア、
・ファスナー交換
(縫製ピッチ狭タイプ、ハトメ加工費含む)、税別 13,320円(税込 14,652円)
・WALDES Vintage Zipper、税別 3,600円(税込 3,960円)
です。
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