ご来店して修理を依頼していただいた、経年で表面のハリが無くなり、内装もベタベタしてしまうようになってしまったリザード革のショルダーバッグ。
芯材のへたりと内部ウレタンの劣化(加水分解)で表面のハリがなくなっています。
合皮の劣化でベタついてしまう内装。
外ポケットの内装も同様です。
内装に使われている合皮は時間とともに劣化し、ベトつきや剥がれがどうしても表れます。
合皮の劣化はバッグを買った日からではなく、合皮自体が製造された日から劣化が始まりますので、バッグを買って1年しか経ってない状態でも合皮がべとついてしまう場合もあります。
当方での内装の交換は、合皮は使用せず厚手シャンタン生地を使用して内装交換をいたしますので、ベトつきや剥がれの心配も無く安心です。
まずはバッグの必要部分を解体しハリを出す為の芯材の打ち替え。
新しいウレタン素材も打ち替えます。
古い内装を解体し、厚手シャンタン生地で同形状の新しい内装を製作・取り付け縫製。
芯材打ち替え・内装交換完了。
左:リペア前、右:完了
今回のリペア、
・内装交換、税別 16,500円
・芯材打ち替え、税別 8,000円(内装と同時交換の場合)
です。
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革製品の事でお困りの事がありましたらお気軽にどうぞ!!
リザード革ショルダーバッグ 内装交換・芯材打ち替え
投稿日:2019/03/14 更新日: