
片方(左側)はファスナーを上に閉めても途中から開いてしまう状態、もう片方(右側)はファスナーが動かなくなっています。
左側の原因はファスナースライダーの摩耗。
右側の原因なのですが、以前他店様でファスナー交換をされた際にコイルファスナーからビスロンファスナーに変えられてしまったそうです。

ビスロンはコイルより柔軟性が無く(硬い)、そのためエレメントに無理がかかって傷みが出たものと思われます。
(乗馬ブーツは足首の柔軟性が必要ですので通常はコイルファスナーが使用されています)
今回のリペア、左側はファスナースライダーの交換、右側はファスナー交換(コイルファスナーへ交換)となります。
当方では今回のような2次修理、他店様で修理した後の修理も大丈夫ですのでお気軽にご相談ください。
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摩耗したファスナースライダーを取り外し、同じ大きさ・種類のファスナースライダーと交換。
ビスロンファスナーを取り外し、左側と同じ大きさ・種類の新しいコイルファスナーを取り付け。
表に見える元の針穴を拾いながら縫製します。

リペア完了

ファスナースライダー交換

ファスナー交換

今回のリペア、
・ファスナースライダー交換、税別 1,800円
・ファスナー交換、税別 9,400円
です。
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革製品の事でお困りの事がありましたらお気軽にどうぞ!!